Claude CodeをBedrock経由で使っていて、想定より課金額が多い、あるいは利用制限メッセージを見ても週次リセットがいつ来るのか分かりにくい、と感じたことはないでしょうか。2026年8月21日から23日にかけて公開されたv2.1.239からv2.1.241の3リリースのうち、v2.1.239にこの2点への直接的な修正が含まれています。
まずv2.1.239(2026年8月21日公開)の変更点です。コスト見積もり機能(/costコマンド、ステータスライン表示、--max-budget-usdオプション)に、データレジデンシー・ワークスペース向けの1.1倍の米国内推論プレミアムが反映されるようになりました。これまでこのプレミアムが見積もりに含まれておらず、実際の請求額との差が生じていたユーザーにとっては、表示される数字の正確さが上がる変更です。
同じv2.1.239では、月次の使用量上限に達した際に表示されるメッセージに、セッションおよび週次のリセット時刻が併記されるようになりました。これまでは上限に達したことは分かっても、次にいつ使えるようになるかを別途確認する必要がありましたが、この変更でメッセージを見るだけで分かるようになります。
Bedrock関連の修正も入っています。Content-Typeヘッダーを取り除くタイプのプロキシを経由してBedrockを使っている場合、各ターンがストリーミングではなく非ストリーミングとして再実行され、結果として二重に課金されてしまうバグが修正されました。同様にSSOプロファイルを使っている場合、HTTPSプロキシ経由での起動がハングする不具合も直っています。Bedrockをプロキシ越しに使っている個人・チームは、アップデート後に課金の挙動が変わっていないか確認しておく価値があります。
このほかv2.1.239では、Bedrock・Vertex・Foundryといったこれまでフルスクリーンレンダラーの対象外だった環境でも、一度だけフルスクリーン表示への切り替え提案が出るようになりました。新規インストール時はフルスクリーン表示から始まります。また、anthropicパッケージを0.x系から1.x系へ移行するための/claude-api upgradeというコマンドが、既存のclaude-apiスキルに追加されています。これは新しいスキルが増えたわけではなく、既存スキルにコマンドが1つ加わった形です。
v2.1.240(2026年8月22日公開)とv2.1.241(2026年8月23日公開)は、いずれも公式のCHANGELOGおよびGitHubリリースノート上では「Bug fixes and reliability improvements」とだけ記載されており、個別の修正内容は公開されていません。2026年8月23日時点でこのv2.1.241が最新バージョンです。
今すぐ確認できることとして、`claude --version`でバージョンが2.1.239以降になっているかをまず確認し、Bedrockやプロキシ環境を使っている場合はコスト表示とストリーミングの挙動を実際に触って確かめてみるとよいでしょう。v2.1.240・v2.1.241で具体的に何が修正されたかは、本稿執筆時点では公式から詳細が明かされていません。
公式情報と発見元
- Claude Code公式CHANGELOG(GitHubリポジトリ) https://raw.githubusercontent.com/anthropics/claude-code/main/CHANGELOG.md(確認日時2026-08-23)
- GitHub Release v2.1.239 https://github.com/anthropics/claude-code/releases/tag/v2.1.239(公開日時2026-08-21、確認日時2026-08-23)
- GitHub Release v2.1.240 https://github.com/anthropics/claude-code/releases/tag/v2.1.240(公開日時2026-08-22、確認日時2026-08-23)
- GitHub Release v2.1.241 https://github.com/anthropics/claude-code/releases/tag/v2.1.241(公開日時2026-08-23、確認日時2026-08-23)
- Claude Code公式changelogページ https://code.claude.com/docs/en/changelog(確認日時2026-08-23)