The GraphのSubgraph MCPは、MCP対応クライアントからSubgraphを検索し、GraphQLスキーマを調べ、特定のデプロイメントにクエリを実行するためのサーバーです。
モデルそのものを持つサービスではありません。MCPリクエストをSubgraphクエリへ変換し、構造化された結果をクライアントへ返します。
Subgraph MCPでできること
公式ドキュメントでは、キーワードやコントラクトアドレスでのSubgraph検索、GraphQLスキーマの取得、SubgraphデプロイメントへのGraphQLクエリ、30日間のクエリ量の取得を挙げています。
つまり、自然言語で質問を始めても、裏側では対象のSubgraphとスキーマを選び、GraphQLクエリを実行します。データの意味を確認したいときは、返答だけでなく、どのSubgraphへ問い合わせたかも見る必要があります。
Claude Desktopで接続する前提条件
The GraphのClaude Desktop向けガイドは、Node.js、最新のClaude Desktop、Subgraph Studioで発行するGateway APIキーを前提にしています。
公式ガイドの推奨手順は、npxでmcp-remoteを使い、Subgraph MCPのSSEエンドポイントへ接続する方法です。
設定後はClaude Desktopを再起動し、利用する会話ごとに「Subgraph Server Instructions」をリソースとして追加します。公式ガイドでは、この追加をしないとClaude DesktopがSubgraph MCPを自動で使わない場合があると説明しています。
固定されたデプロイメントと最新のデプロイメント
Subgraph MCPは、デプロイメントIDやIPFSハッシュを指定してスキーマ取得とクエリ実行ができます。公式ガイドは、これらを特定の不変デプロイメントに対する操作として説明しています。
一方、Subgraph IDを使うクエリは最新のデプロイメントを対象にします。
過去の結果を照合したいなら、対象が固定される指定を選ぶ余地があります。最新の状態を見たいなら、Subgraph IDで問い合わせるほうが目的に合います。
導入前に決めること
- 調べたいデータに対応するSubgraph
- 最新の状態と固定されたデプロイメントのどちらが必要か
- Gateway APIキーを用意できるか
Subgraph MCPは、自然言語だけで結果を得るための仕組みではありません。対象のSubgraphと問い合わせ先のバージョンを選べるため、調査の条件を残したい場面で使い分けられます。
公式情報と発見元
- The Graph「Subgraph MCP Introduction」(2026年8月17日確認)
- The Graph「Claude Desktop」(2026年8月17日確認)
- 発見元となったThe GraphのX投稿(2026年8月16日19時45分 UTC投稿、2026年8月17日確認)